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軽貨物による運送をすべて自動化することは可能か

軽貨物の運送業者だけでなくすべての業種にて働いている時にふと気になるのが、将来自動化が進んだ場合自分の職業が残っているかということではないかと思います。実際ある調査結果では今後10~20年の間になくなる仕事が4割以上となるという報告もあります。軽貨物の運送の求人はどうなのでしょうか。実際に海外では軽貨物ではないものの運送を自動化する様々な実験が各国で行われています。日本でも自動運転の実験は行われていますが、軽貨物による運送中の車線変更など運転には繊細な調整が必要となる作業もありますし、運転中の誤作動による事故が発生する可能性があるといった大きな問題もあります。実際に自動運転車による事故が発生しているケースもあるためそういったリスクのある自動運転が軽貨物の運送にて実用化されるにはまだ時間がかかりそうです。ただしもし軽貨物の自動運転が実現した場合は運送業者の需要は少なくなっていく可能性もあり得ます。また自動運転により軽貨物の運送時の運転業務はなくなったとしても荷下ろしや積み込みといった細かな作業を行う必要のある業務まで担えるようになるにはさらに時間がかかるでしょう。そのため、軽貨物の運送ドライバーとして働くことはなくなっても軽貨物の仕事がすべてなくなるといったことにはならなさそうです。

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